2〜3年前から、東京では揚げ時間が60秒、30秒という、レアタイプに揚げられた「牛かつ」のお店が急増しています。
食べやすく、細かく切られたこの牛かつは、衣はサクサクお肉はジューシーで、やみつきになる美味しさです。グルメなあなたはこの写真を見て、もう我慢できなくなっていませんか?行列必至の人気店へ是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
揚げ時間が短いため、お肉はレアに仕上がっており、お刺身のような食感が新感覚の牛かつ。また、衣が薄いため、香ばしさはありながらも重さがなく、お肉のうまみがダイレクトに口の中に広がります。お店によって異なりますが、牛かつにキャベツの千切り、お味噌汁といった定食スタイルで1500円以下が相場のようです。
平成8年に新橋で創業し、今なお行列の絶えない「牛かつ おか田」は当時珍しかった牛かつ専門店の草分け的存在です。レアに揚げた牛かつを、わさびと醤油で食べるというスタイルを確立していったお店でもあります。一番人気は牛ロースランチかつセット1,400円。
店主の岡田さんは、ボリュームのある牛かつを最後まで楽しんでもらうために、赤身肉を選んでいるそう。独特のクレープ生地のような衣も美味しさのポイントです。揚げ時間は30秒ととても短く、きれいな赤色をした断面はまるでマグロの赤身ようなレア感。醤油と一緒に用意してある特製のソースは、胡麻の香りのする甘みと酸味がちょうど良いバランスでした。平日のランチのみ、さらには売り切れ次第終了のお店ですが、新橋で長く愛されている理由がたくさんありました。
今度は「もと村」へ。元々は渋谷から始まったこのお店も、今では新宿や東京駅などに分店ができ、行列を作っています。ピーク時は混雑すると思い、平日20時過ぎに訪れてみましたが、それでも1時間は待ちました。
店内のほとんどのお客様が意外にも女性。小さめに切られた牛かつが、食べやすいのも女性人気の理由かもしれませんね。席のほとんどがカウンターで、初来店時には食べ方を店員さんが丁寧に紹介してくれるので、初めてのお一人様も緊張することなく入れるお店です。
岩塩や山わさびの特製ソース、わさび醤油でいただきます。さしの多いお肉ですが、卓上鉄板があるので、好みで火の通りを調節することができて飽きがこず、最後まで楽しむことができました。
その他、牛かつに半熟卵の天ぷらを提供している「京都 勝牛」や、ソースのバリエーションが豊富な「かつ宗」などもあります。牛かつ専門店はまだまだ珍しく、店内もカウンタースタイルのお店がほとんど。混雑することが多いですが、最近では牛かつ専門店が増えて来たこともあり、徐々に行列も落ち着きを見せ、入りやすくなっています。
【まとめ】
1,新橋のサラリーマン、OLに根強い人気を誇る「牛かつ おか田」は13:30頃には売り切ることもあるので、早めに行くことをおすすめします。
2,ピーク時以外でも混雑が予想されますが、オープン直後の早い時間や、雨の日の午後などはすんなり入れることもあります。タイミングが大切ですが、近くを通った際には列を確認してみてください。
3,分店を多く出している「もと村」の中で、渋谷宮益坂店は座席数が多いので回転率も早め。渋谷には本店と宮益坂店と2店舗あるのでこちらをオススメします。
スポット名 | 牛かつ おか田 |
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住所 | 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル B1F |
Tel | 03-3502-0883 |
営業時間 | 11:00〜14:00(売切れ次第終了) |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |
アクセス | JR「新橋駅」より徒歩3分 |
スポット名 | 牛かつ もと村 渋谷店 |
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住所 | 東京都渋谷区渋谷3-18-10 大野ビル2号館 B1F |
Tel | 03-3797-3735 |
営業時間 | 月〜日曜日11時〜22時 |
定休日 | なし |
アクセス | JR、東京メトロ銀座線「渋谷駅」徒歩4分 |