こんにちは、UT学生ライターの伊藤です。
私は、<観光を通して日本を知る>というコンセプトのもと活動している
学生ツーリズムサミットという団体に所属しています。
今回は、その活動の中で知った「徳島県鳴門市」の魅力をお伝えします!
鳴門市といえばうずしおで有名。で、す、が、
実は知られざる素敵スポットがたくさんあるのです!
ふれる、食べる、見る。
この3つをポイントに紹介しちゃいます。
1.ふれる
〇蔵&蔵体験
まずは「蔵&蔵体験」から。
鳴門市の老舗「福寿醤油」醤油蔵と
「松坂酒造」の酒蔵を無料で体験できるという内容です!
まずは酒蔵へ。
風情ある門構えですぞ。
日本酒が発酵している様子を一同眺めています。
薄暗いこの部屋は、室温が低くて肌寒く別世界に迷い込んだかのような錯覚を起こしました。
床下の日本酒がポコポコしているのを全員で見つめる様子がシュール(笑)
蔵内を見学した後は、
THE日本酒!レベルから、飲みやすいものまで試飲も行えます。
普段”ほ○よい”ばかり飲んでる私でも好みの日本酒を見つけることが出来ましたよ!
酔っぱらわない程度に、ぜひ!
スポット名 | 本家松浦酒造場 |
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場所 | 鳴門市大麻町池谷字柳ノ本19番地 |
電話番号 | 0120-221158 |
費用 | 見学無料 |
アクセス | JR鳴門線「阿波大谷駅」下車徒歩8分 |
つづいてこちらは醤油工場。
文政九年(1826)の創業以来、伝統の味を守り続けていらっしゃる歴史ある醤油蔵です。
写真は醤油の大豆をもろみにしている様子。
醤油にもこんなにたくさんの種類が・・・!
1年発酵させた生揚げ醤油や徳島特産すだちを使ったすだち醤油などなど、鳴門わかめと一緒にいただくことが出来ます。醤油ド素人の私にもその差は歴然!
醤油をここまで吟味したのは初めてでした。
そして、思わずお土産に買いこんでしまうほどの美味。
(この日は後味さわやかなすだち醤油を購入。伊藤家でおいしくいただいています)
蔵を見学した後は、ぜひぜひ味見して「利き醤油」を楽しみましょう。
スポット名 | KuraKura見学 |
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場所 | 徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地 |
電話番号 | 0120-221158(お電話受付時間:平日9:00~17:00) |
費用 | 無料 |
アクセス | JR「池谷駅」より徒歩16分 |
〇大谷焼
鳴門市大麻町において230年以上の歴史を持つと言われている大谷焼。
素朴な土の味わいを醸し出す人気の焼き物です。
こちらはその体験をすることが出来る「陶業会館」。
今回は手で回すろくろを使って作陶する手ひねり体験をば
こんな土の塊から作ります。お皿、ぐい飲み、箸置きなどから作りたいものを選べます!
今回は湯呑にチャレンジ。
テーブル1大谷焼の手ひねり体験わず。 pic.twitter.com/NpgyJHHGLO
— 学生ツーリズムサミット WYTS (@wyts0) February 16, 2016
こちらはコネコネしている様子。結構力がいります。
でけたーーー!
思ったより大きくなってしまったり、体温で土がカッピカピになってしまったりというハプニングもありましたが、先生のご指導により無事完成です!ふぅ!
作陶体験以外にも、素焼きした器に好きな絵や文字を描く絵付け体験もあります。
お気に入りの一品をつくっちゃいましょう!
スポット名 | 陶業会館 |
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場所 | 〒779-0302 徳島県鳴門市大麻町大谷字道の上30-1 |
電話番号 | 090−8281−9806 |
費用 | 2000円(手ひねり体験) |
アクセス | JR『阿波大谷駅』より徒歩7分 |
2.食べる
〇鳴ちゅるうどん
鳴門市で食べるならやっぱり「鳴ちゅるうどん」。
お隣、讃岐のおうどんとは違い、不揃いな麺はやわらかくちゅるっといただけます。
ダシは素朴な醤油だし。
「鳴ちゅるうどん」という名は、鳴門を訪れた写真家がその美味に感動し名付けたのだそう。
観光協会で配布している”鳴ちゅるMAP”を持っていろんなおうどん屋さんを巡るのも手。
鳴門を訪れた際にはぜひ。
スポット名 | 船本うどん |
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場所 | 徳島県鳴門市鳴門町高島字中島25-2 |
電話番号 | 088-687-2099 |
費用 | うどん350円 |
3.動く
〇渡船
鳴門市民のミカタ”渡船”。
川や内海が多い鳴門では昔から渡船が人々の足として活躍しています。
運賃は何と何と、無料。
現在鳴門市内では3か所で運行されています。
今回乗ったのは「土佐泊」~「岡崎」間を行来している「岡崎渡船」。
乗船時間は3分間。風が気持ち良いっ
束の間ですが、爽快な気分を味わえます。
日常に船があるって素敵ですね。。。
ちなみに降り立ってしばらく行くと黒い砂浜が特徴の「岡崎海岸」
に辿り着きます。都会の喧騒と無縁の穏やかな風に癒されましょう。
〇列車
旅情たっぷりの電車移動。
鳴門駅と池谷駅をつなぐJR四国「鳴門線」にはワンマン電車が数多く走っています。
額に「ワンマン」の文字。レトロな車体に期待が高まります。
鳴門の海を渡ります。いい眺め。
夕方の池谷駅はなんだか不思議な空間。
池谷駅はカメラ好きの人にもおすすめのスポットです。また、陶業会館や蔵&蔵体験に行かれる方もぜひご乗車を。
いかがでしたか?
都会にはないゆったりとした時間の流れが魅力の鳴門市。
休みの日のおでかけ先に、ぜひ。