こんにちは。学生ツーリズムサミットです。
今回は私たちが静岡で出会ったお茶について紹介させていただきます★
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「あーのどが渇いた!お茶が飲みたい!」
そんな時、あなたはどうしますか?
コンビニへ!自販機へ!
出来合いのものを買いに走る方、多いのではないでしょうか。
緑茶にウーロン茶、さらには抹茶入りのお茶まで、
今や私たちはたくさんの種類のお茶をペットボトルで飲むことが出来ます。
しかーし!
静岡県は川根本町のあるお茶園で、
ペットボトルではありえない「モノホンのお茶」が飲めるのをご存知でしょうか。
モノホンのお茶!?
そう、“3度味が変わる”スゲーお茶なんです。
どんなお茶なのか。さっそく紹介します。
産地はここ、静岡県は川根本町。
モノホンのお茶はこの町にある茶園「松島園」で作られているのです。
見渡す限り、茶、茶、茶―――
そして生産者はこの方。
川崎好和さんです。
なんと川崎さんは
数々の品評会で賞をとってしまうすご腕の「園主」。
にもかかわらず、
訪れる人にも丁寧にお茶をふるまってくださいます。
そう、こちらの松島園では
お茶のプロ川崎さんが入れるモノホンのお茶を試飲できちゃうんです。
そして、出てきた!!
これがモノホンのお茶「川根茶」だぁっっ!!!
一見ふつうのお茶ですが、、、
「・・・!?」
ひとたび口に含むだけで明らかにわかる、違い。
言葉では表現しきれないのですが、
しいて言うなら、そう、「ダシ」の味がします。
¬―――え、「ダシ」?だってお茶でしょ?
未知との遭遇に戸惑っているうちに、先ほどの茶葉に湯を注ぎ、二煎目へ。
すると、、、
しかし、何でしょうこの奥行きのある味わいは…
何だ何だと飲み進めるうち二煎目もあっという間になくなってしまいました。
そして、三煎目。
「・・・あぁ、うまい!!!」
思わず笑顔が溢れます。何と言ったらよいのでしょう。
この三煎目は、普段飲んでいるお茶に最も近いのですが、何かが決定的に違う。やさしく、繊細で普段のお茶とは明らかに違う「旨味」があります。
今まで自分が飲んできたお茶は、何だったんだ、、、
と、つい今までの自分のお茶遍歴を疑いたくなるような衝撃的なお味なのです。
さて、どうしてこんなにうまいのか。
その秘密は、昼夜の気温差が大きく雄大な川が流れているため、
川根本町がお茶の栽培に適していること。
すべて手作業で行う仕事の丁寧さ。
そして、製造過程において、味を調えるための難しい調整剤や
長持ちさせるための保存料が加えられていないことにあります。
だ、か、ら、
うまくないはずがなーい!
川崎さん「今どきの人は死んでも腐らないんだよ。何故だとおもう?」
「それは、防腐剤をたーっぷり摂取してるからさ」
一同「・・・」
毒舌たっぷり。園主川崎さんの解説も聞きごたえがあります。
あなたも是非一度「松島園」を訪れてみては?
目が覚めるような体験に、お茶への姿勢が変わること、まちがいなし。
所在地 | 【松島園】 〒428-0311 静岡県榛原郡川根本町元藤川867番地 |
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アクセス | 大井川鐡道「千頭駅」より徒歩10分 |
HP | 松島園 公式ページ |